【Linux】No.1 インストール編
目次
概要
Linux の操作する環境をパソコン上に用意しましょう。
本ハンズオンで身につくこと
- 仮想化ソフトウェア(VirtualBox)のインストール
- 仮想マシンのインポート
- 仮想マシンの起動
- Linux の CLI 操作
- Linux の シャットダウン/再起動
事前準備
- 高速なインターネット環境(目安は下り 100Mbps)
- 中くらいのスペックのパソコン
- CPU:4 コア以上
- メモリ:8GB 以上
- ストレージ:30GB 以上の空き
- OS:Windows10 もしくは 11
構成図
fig-diagram
ハンズオン
Oracle VM VirtualBox のダウンロード
以下の URL を開き、上部にある「VirtualBox xx.x.xx platform packages」の「Windows hosts」を選択して インストーラーをパソコン上にダウンロードします。
仮想マシンイメージのダウンロード
以下の URL を開き、一覧にある「AlmaLinux8.9_v2.ova」をインストーラーをパソコン上にダウンロードします。
容量は約 4.4GB あります。ご注意ください。
VirtualBox のインストール
インストーラーをダブルクリックしてインストールを行います。
下記の画像と同じ画面が出た場合は「はい」を推します。

UAC
ウィザード内の進め方は以下です。
- Next
- Next
- Yes
- Yes
- Install
- Finish
終わった後にウインドウが表示されたら成功です。

VBOX Manager
仮想マシンイメージのインポート
ウインドウ上部にある「インポート」ボタンを押します。ウインドウが表示されたら、 先ほどダウンロードした仮想マシンイメージを選択して「次へ」ボタンを押します。

VM Import 1
詳細な設定画面が表示されますが、変更せず「完了」ボタンを押します。

VM Import 2
前の画面に戻り、進捗が表示されます。約 10 分ほどで完了します。 完了したら、以下の画面になります。

VM Import Complete
仮想マシンの起動
ウインドウ上部にある「起動」ボタンを押します。新しいウインドウが表示されて仮想マシンが起動します。 少し待つと以下のようなログイン画面になりますので、「study」ユーザーを選択してパスワードを入力します。

VM Login
初期パスワードは Rainbow です。
VirtualBox 内の仮想マシンを操作中はマウスカーソルが仮想マシン内しか動かせません。
元に戻りたい場合は、キーボード右下の Ctrl キーを押してください。
仮想マシン内 Linux のパスワード変更
この項目の方法は本ハンズオン利用環境固有の操作です。実環境で操作する場合は ほとんどの場合が CLI になりますが、セキュリティ面を考慮してわかりやすい方法を記載しています。
画面右上の ▼ を押します。メニュー内で「study」を選択し「アカウント設定」を押します。

VM Password Change
表示されたウインドウでパスワード欄の ●●●●● となっている部分を押してパスワードを変更します。
仮想マシン内 Linux の CLI 操作
画面右上の「アクティビティ」を押し、暗転した画面の左側にアイコンが並びます。その中から「端末」を押して起動します。

terminal launch
CLI 操作を行う為に必要な黒背景に白文字のウインドウのことを「端末」「ターミナル」「コンソール」と呼びます。今後は頻出します。
仮想マシン内 Linux の シャットダウン/再起動
端末が表示されたら、以下の表示なるようにキーボードで文字を入力します。入力が終わったらエンターキーを押して実行します。 次にパスワードが求められるのでパスワードを入力します。
[study@localhost ~]$ sudo shutdown -h now

terminal launch
パスワードを入力した後にエンターを押したらすぐにシャットダウンされます。開いているものは事前に閉じてください。
再起動を行いたい場合は入力コマンドの -h を -r に変えてください。